ウェブ進化論

梅田望夫氏による、近年のWeb2.0と呼ばれるインターネットのアプリケーションの変化を描いたもの。
Web2.0を定義を試みようとしているものは色々と見るが、本書は押し付けがましくない。不特定多数無限大の状況をインターネットとGoogleを筆頭とする技術が容易に生み出す事ができ、それがプラスに働く環境さえあれば、強力な知的活動が可能となる。
これまでは発明や研究が一人の天才・努力家から生まれてきたのだが、今後は群集の英知がスピードの点でそれを上回っていくのだろう。