2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新緑の鎌倉

さて、天気も気候もいい時分になってきたし、連休で混雑する一足前の鎌倉を訪ねることにする。 新緑が鮮やかな時期だろうと思っていた。山肌も道端も寺の境内も、葉っぱの若々しい緑色に覆われて、爽やかな気分にさせてくれる。 極楽寺駅から鎌倉駅に向かっ…

愛宕山

参照:特選!! 米朝 落語全集 第八集 枝雀落語大全(31) 愛宕山の冒頭で一行が出かける時の描写がとても気に入っている。 ぞろぞろと一同が共をいたしまして鴨川を渡ります。どんどんどんどん西へ進んで二条のお城のしりめにころして、野辺に出てまいりますと…

ウィキノミクス

原題はWIKINOMICS。WikipediaとEconomicsの造語らしい。原書を見た訳では無いがそんな感じだろうか。つまり、Wikipediaが代表するような地球規模で共同作業がすすむようなマスコラボレーションが、現在の経済活動・企業活動に極めて大きな影響を与えている、…

日本でいちばん大切にしたい会社

会社は誰のものかという問いは良く目にも耳にもする。そして欧米企業の考えの多くに沿って、それは株主のものだという解説が多いのも事実。その考えに沿えばぶれない経営が可能になるという意見もあったりして、それはそれで正しいと思うのだが、この本の主…

さらばアメリカ

最初のサブプライム問題の分析と、最後の日本の選択肢の提案は興味深く読んだ。が、中ほどはアメリカが何故国際的に威信が無くなったのかを解説してはいるのだが、記述レベルが高いことと、切り口があちこちに及んでいて、状況を理解している読者を前提とし…

現場力を鍛える

現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件作者: 遠藤功出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2004/02/13メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 174回この商品を含むブログ (46件) を見る強い企業の条件を「競争戦略の品質」「オペレーションの品質」…

花見酒

参考:落語百選/麻生芳伸/ちくま文庫 演芸玉手箱 三遊亭小円馬 男二人が花見に乗じて一儲けしようと企む。向島で花見をしている人達が沢山いるのだが、そこで酒を売れば、自前の酒が無くなった人が買うだろうという魂胆だ。二人は金は持っていないので、後…

段葛の桜並木

前から段葛の桜並木が満開になったらさぞかし豪華だろうなと思っていたのだが、丁度今週末から花見には最適だという話なので出かけてみることにした。今年の桜の開花は例年よりも早いという予想だったけど、最近また寒い日が続いていたので結局あまり早くは…

利休にたずねよ

日本語が綺麗で深みがあり、読んでいて引き込まれるように、一気に最後まで読み終えてしまった。利休にたずねよ作者: 山本兼一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/10/25メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (93件) を…

幕末史

ペリー来航から明治維新を経て西南戦争までの幕末の歴史を描いたもの。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでから、坂本龍馬以後のことを知りたいと思っていたので丁度良い本が登場したという感じ。幕末史作者: 半藤一利出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/1…