新緑の鎌倉

さて、天気も気候もいい時分になってきたし、連休で混雑する一足前の鎌倉を訪ねることにする。
新緑が鮮やかな時期だろうと思っていた。山肌も道端も寺の境内も、葉っぱの若々しい緑色に覆われて、爽やかな気分にさせてくれる。


極楽寺駅から鎌倉駅に向かって軽く歩くことにする。


最初に極楽寺に向かう。背の低い木戸をくぐって参道に入ると、10メートルくらいだろうか、両脇から桜の新緑が覆いかぶさっている。花が満開の頃はさぞかし人手が多かったのだろうが、今日くらい人が少なくてマイペースで緑の下を歩けるのも贅沢を味わった気になれる。

長谷駅に向かい、踏み切り前に来たところで収玄寺がある。マークしてなかったのだが、フラッと立ち寄ってみる。荘厳なお寺という感じではなく、古式ゆかしい民家のような感じだ。

−紅花八重さんざし

光則寺に向かう道は長谷寺に向かう道に比べると細くて、うっかりと通り過ごしてしまった。天気もいいし、少し上り坂だということもあって汗ばんでくる。ここももっと早ければ枝垂桜やカイドウの花が素晴らしいらしいが、今は青々と境内を覆っている。



鎌倉というところは大都市の横浜の隣だということにも関わらず自然を堪能できる素晴らしい街だ。