代脈

見習いの医者が先生の替わりにお得さんのお嬢さんを診察に行くことになる。
粗相があってはいけないと、先生は見習いに、相手がこうしたらお前はこうしろと教えてやるのだが、これがうまくいかない。お茶が出るはずだとか、お菓子が出るはずだとか、催促しっぱなしになる。

診察の段になって、お嬢さんの下腹を押さえると大きなオナラが出てしまう。先生も同じ経験があり、耳が遠いという事を悟らせて事なきを得た、という話は聞いていた。
そこで、見習いは、「耳が遠いのでオナラは聞こえなかった」と。