蛇含草

ある男が蛇含草という草を貰う。ウワバミが人を丸呑みした後の消化を助けるものだという。
その男が友人が焼く餅に手を付けたことからちょっとした言い争いにになり、双方意地になったところから、男は沢山の餅を食べることになる。

家に帰ってからその男、消化に良いのだろうと蛇含草を口にする。友人の方も心配になり男の家を訪ねると餅が座っている。蛇含草は人を溶かす効き目があるものだったのだ。

蛇含草という話、以前そば清という落語を聞いた事があるのだが、筋書きがそっくりで、調べてみるとやっぱり関係があることが判った。蛇含草がオリジナルだそうだ。