始末の極意

節約が得意だという名人のところに男が訪ねて色々と節約の仕方を教わる。
最後にその極意を教えてやると言われて、松の木にぶら下がらされ、片方の手を離し、更に残ったほう方の手の指を一本一本離し、最後に人差し指と親指だけになったとき、「これを離さんのが始末の極意じゃ!」。

このサゲを初めて聞いてもさっぱり何のことか残念ながら判らなかった。何か大切なことを聞き落としたんじゃないだろうか、もう一度最初から聞こうかとな、と考えたりもしたのだが、安易かも知れないがネットに頼ってスクリプトを検索。すると手の写真が掲載されているのを見て納得。生で見れば途中からサゲが判る展開だったのだろうな。