高津の富

桂枝雀の落語大全のCDが手に入ったのでぼちぼち聞こうかと思っている。適当に粗筋でも書き残そうかと思っている。

貧乏な旅人が、宿屋で自分は大金持ちだとホラを吹く。そうすると宿屋の主人から宝くじ=富を買ってくれと言われて流石に断れない。本当に一文無しになってしまう。ところがそのたったの一枚の宝くじで大当たり。本人は気が動転。更には、もし当選したら半分を貰えると約束して貰った宿屋もビックリ、というお話。

宿屋の主人が旅人の部屋に急いでいく時に下駄を履いたまま。ところが、旅人も雪駄を履いたままで布団を被っていた、というオチ。

旅人と宿屋の主人が、当選番号と手持ちの札番号を何度も確認する様が愉快。