初めてのアジャイル開発

アジャイル開発手法の全体像を理解したくて何か本を探すことにしたが、例によってアマゾンの売れ行きと書評を参考にして一冊を選ぶ。同じような本の選び方をする人は多いだろうが、売れるものが更に売れるというサイクルがどんどん回ってゆくわけだ。

初めてのアジャイル開発　?スクラム、XP、UP、Evoで学ぶ反復型開発の進め方?

アジャイル開発の定義は色々あるが、アジャイルアライアンスがアジャイル宣言としているのが判りやすい。

プロセスやツールよりも　　　個人と相互作用
包括的なドキュメントよりも　動作するソフトウェア
契約上の交渉よりも　　　　　顧客との協調
計画に従うことよりも　　　　変化に対応すること

これは左側にも価値があるが、右側の項目の価値をより重く見るということである

アジャイルが適用できる領域はどんなところか(逆にアジャイルを適用してはいけないところはどこか)にも興味があったのが、アジャイル手法にも幾つか(スクラム、XP、統一プロセスなど)のやり方があり、プロジェクトが要求する品質レベルや開発規模に応じて正しく選択すれば、アジャイルを適用してはいけない事はなさそうだ。

知りたい内容が書いてあるので十分満足した。アマゾンを使って本を選ぶ方法は当たりが多いのは確かだ。