荏柄天神社と銀杏

初詣に学業の神様を祀っている荏柄天神社に行く。
子供の受験とか色々重なって今年は必然的にこことなる。

境内の横に立つ銀杏の大木は、既に葉を全て落としていて、何の飾りもつけないで空に伸び上がっている。
芽を出して、葉を茂らせ、銀杏の実を枝一面につけ、そして大木の姿そのままになる。900年も同じことを繰り返しているということと、昨年の大震災による被災がなんとなく頭の中でダブる。時には真反対の顔を見せる自然にどう向き合うか難しい問題だ。

新年にあたり、この銀杏はこれからも学業成就を願う人々と共にあることを願う。

人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵

どちらかというと余計なものは持たないようにしているのだが、それでも着ない服や見ないビデオが溜まったりしている。筆者のコンマリは最近テレビにもよく出ているのでちょっと気になっていた。

よく整理・整頓と言われるが本書で力を入れているのは整理の方で、どうすれば必要なものだけをとっておくことができるようになるかを指導しようというもの。
思い切り良く捨てればいいということを懇々を諭している。

捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。

モノを捨てることによって、決断力が磨かれていきます。

必要なものかどうかを見極めるのは簡単そうで難しい。ただ言えるのは、本当に大切なものはそう多くは無いということではないか。

荏柄天神社の秋明菊

梅酒を頂く。
荏柄天神社に植えられた梅の木になった梅を漬けたもの。
本来は神社の行事で使うためのものだが、今年は沢山とれたのでおすそ分けしている。
甘すぎず梅本来の味わいがする。


円覚寺の白百合

円覚寺の座禅会で早朝から始まる暁天座禅会に初参加。
座禅は数回の経験があるが、この程度では到底無心の境地なんて無理。
開け放った窓から蚊が入ってきて気になって仕方ない。

光明寺の蓮

朝から気温が高いが、海からの風が心地よい。
蝉が鳴き始める。まだまだ暑くなるだろう。
蓮の花をじっと見ていると瞑想の境地になれそうな気になってくる。
観蓮会という催しがあるとのこと。
今年は都合がつかないが来年は参加したい。