荏柄天神社と銀杏

初詣に学業の神様を祀っている荏柄天神社に行く。
子供の受験とか色々重なって今年は必然的にこことなる。

境内の横に立つ銀杏の大木は、既に葉を全て落としていて、何の飾りもつけないで空に伸び上がっている。
芽を出して、葉を茂らせ、銀杏の実を枝一面につけ、そして大木の姿そのままになる。900年も同じことを繰り返しているということと、昨年の大震災による被災がなんとなく頭の中でダブる。時には真反対の顔を見せる自然にどう向き合うか難しい問題だ。

新年にあたり、この銀杏はこれからも学業成就を願う人々と共にあることを願う。