鴻池の犬

ある日捨て犬が3匹いたのだが、その前の家の人に無事拾われて育てられることになる。
いつの日か、その中の黒犬を欲しいという人がやってくるのだが、その家は鴻池という立派な屋敷の人だ。結局はその屋敷に貰われていき大きくなって犬の中の親分的な存在になる。
そうしたときに貧しい犬が一匹現れるが、それがなんとかつての捨て犬の兄弟だった。黒犬は不憫に思い、屋敷から貰う上等な食べ物を弟に上げる。
最後に、屋敷の主人がコイコイコイというので、黒犬においしい食べ物をあげようとしているのだと思って寄っていったら、家の子供オシッコをさせようとしていただけだった、とうオチ。