蜘蛛駕籠

怪しげな駕籠担ぎの二人のお話。
客を見つけようとしているのだが、捕まえるとはが、家が目の前の人だったり、全くお金を持っていない人だったりして商売にならない。

とうとう二人分払うという客を見つけて喜んで乗せる。それが実は本当に二人の客なのだが一人に見せかけていたのだ。その二人の客、駕籠の中で暴れたので底が抜けてしまう。二人いることはばれてしまうのだが、取り合えず目的地まで行くためには、その二人が駕籠から足を出して一緒に駕籠を担ぐ事になる。

それを見ていた子供が「変な駕籠が来る」というのにその父が「あれが本当の蜘蛛駕籠だ」。