夏の医者


農家の男が日射病か何かで倒れたので、離れた村まで医者を呼びに行く。チシャでも食べたのだろう、「夏のチシャは腹へ障る」という訳だ。医者と村人が村に向かっているとウワバミが現れて二人を丸呑みするが、下剤を腹の中にばら撒いて無事脱出。ところが腹の中に薬箱を忘れてしまったので、ウワバミにもう一度飲み込んでくれと頼むと、ウワバミ、「夏の医者は腹に障る」。

チシャとは今でいうレタスのような野菜らしい。