猫の忠信

女の浄瑠璃の師匠に心を寄せる男、同じく浄瑠璃を習う友人が女師匠といちゃついている所を目撃する。男はそれを友人の女房に言い付けるのだが、なんと友人はその家で寝ていた。女師匠といちゃついていたのはなんと猫が化けていたのだ。猫は両親が三味線にされてしまって化けたのだという。
男は友人と猫の事を浄瑠璃義経千本桜の登場人物の名前に文字る。さらに女師匠の事を静御前というと、女師匠は自分は静御前には似合わないと謙遜するのだが、猫が「ニアウ」と。

落語にはたびたび浄瑠璃を素材にしたものが登場する。一度も聞いたことが無いのでいつか聞いてみたいものだ。