萩と竹

はぎ寺で知られる宝戒寺、9月が萩の花のシーズンらしいので少し時期を逸してしまったのかも知れないと思いつつも、青空にも後押しされて出かけてみることにした。
宝戒寺は鶴岡八幡宮に近い車通りに面したところにある。萩のほとんどは白萩で、寺の通路を埋め尽くすように両側に植えられている。ピークは過ぎているが最後の白い花が清楚で、今日の少し冷たい空気とマッチしている。彼岸花の赤色と白色もほぼ終わりかけているが、秋の訪れを感じさせてくれる。

来年は9月に訪れようと思いつつ、次は報国寺に向かうことする。報国寺は竹の寺でと呼ばれる寺だそうで、入ってみると竹の林に圧倒される。


数多い竹がまっすぐ上に伸びている。全体が竹の葉で覆われて幹で埋め尽くされ別世界だ。それをを横から眺めるのと上を向いて眺めるのとでも見える景色が全くもののように映る。竹が高く伸びているので、その両方を一度に見ることができない。


活けてあった秋海棠。うちのものは鉢植えなのでいまひとつ元気が無いので庭に植え替えようか。

道路を隔てて向かいにある浄明寺へ。

そろそろお腹がすいたので寺の上にあるレストラン「石窯ガーデンテラス」に。結構人気の店みたい。日光が強いので腕のあたりが焼けそうなのが気になるのだが、そんなことはおいといて、パンが旨い。その名の通り石窯で焼いていて表面がかりっとして香ばしい。
庭もいい感じ。ごちゃごちゃしていない、ものが無い綺麗さを演出している印象だ。


庭に咲くコルチカム


ガーデンテラスが飼っているいると思われる桃太郎。いくら撫でても一向に気にしない。

豆大福と芋焼酎とゲットして、今日はおしまい。