鎌倉文学館

今日は朝から小雨が降っていたのだがそれもじきに止み、天気予報でも曇りのち晴れということなので、鎌倉文学館まで出かける事にした。以前旧華頂宮邸に行ったとき、この文学館もかなり歴史ある建物だという話を聞いていて、いつか行こうと思っていた。

近くまで来ると両脇から楓の木が覆いかぶさるように覆っていて、天気が曇りだということあって昼だというのにその道だけが薄暗くなっている。入場料を払うとその先がトンネルのようになっていて、その先に鎌倉文学館がある。古い趣がある洋館だ。

館内には鎌倉ゆかりの小説家の直筆の原稿やら実際使っていた筆やら、かつて発刊された本やらが陳列されている。鎌倉には芥川龍之介やら多くの小説家が住んでいたらしい。いまでこそかなりの観光客で賑わう所だが、かつては静かで風光明媚な、小説を書くにはうってつけの土地だったのだろう。


本日の食後のデザート。かぼちゃプリンなど。


行きがけに見た建物。Bankと書いてある。旧横浜興信銀行由比ガ浜出張所だそうだ。こうした古い建物や家が何気なく残っているのがいい。