竹中式マトリクス勉強法

竹中平蔵の講演を聴いたことがあり、そのよどみない論理展開に感動したということもあって本書を手にした。
1〜2時間程度で読み終えることができた。同氏が勉強をする上で取り組んできたことが書かれているのだが、目から鱗が落ちるような新しい手法がある訳では無い。どこかで聞いたことがあるような話しが多い。そもそも勉強のやり方に技術的な手法を期待する方が間違っている、という事かも知れない。
冒頭、何故勉強するか?という目的意識を、武器としての勉強/人間力を鍛える勉強、天井がある勉強/天井が無い勉強、と分類しておりこれは面白い。自分がやろうとしていることを整理しなおすという応用がきく。