冴えた脳、意欲を高める脳のつくり方

築山節(つきやまたかし)さんの講演を聞きに行く。築山さんを知ったのは、脳の本三部作(?)があったから。脳の仕組みがどうとか、神経細胞がどうとか、そんな小難しい理論は抜きにして、日常生活の視線で語っている事に好感を覚えたものだ。


講演を聴いて判ったのは、築山さんは医療現場の人なんだなぁ、という事が一つ。オリンピック記録を出すにはどうすればいいかを研究しているんではなくて、調子が悪い人がどうすれば普通の状態に戻すことができるか、という事のプロな訳だ。そして、この二つは全く違う、ということだ。今まではどちらも同じことというか、全く区別して考えていなかったので小さな発見になった。と同時に自分が興味あるのはどっちだったのだろうか?と自問するきっかけにも。

それにしても講演は少々専門的で、本とはちょっと違った纏め方だった模様。それでもなんとか自分の頭でこなすことができたことを記録しておく。

  • 健康第一:糖尿病患者の例。「妻を帽子とまちがえた男」
  • 脳の疲れ:脳は長い時間働けない。"休め"のサインを意識して作る。
  • 脳は成長ホルモンで修復:12時以降がホルモンが分泌される時間。早寝が大事。
  • 6:3:1 :意欲を高めるには好きなことを多くして、嫌なことを少なくする。

いや、講演の半分以上がこなれていないことが判ってガッカリだ。