「脳にいいこと」だけをやりなさい

タイトルから脳科学関係の話が中心なのだろうと思ってたらイメージと随分と違って、ポジティブ思考の本といったところだ。それもそのはず、原題は"Happy for No Reason"。「何故か幸せになる方法」くらいが適当なんじゃないだろうか。最近の本には、覚えやすそうな名前がついているが、そのくせ本の中身がわからない、そんなタイトル多過ぎる。本書の場合は翻訳者が茂木健一郎ということもあって、そのネーム・バリューに預かろうという魂胆なのだろうが。
とは言え、内容は悪くなくて、読んでると何となく気が高揚するような感じになれた。

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

「脳にいいこと」だけをやりなさい!


脳にいいこと

  • ネガティブ思考の大掃除をする −状況が好転するのを待つんじゃなくて積極的に未来に目を向けて行動すること
  • プラス思考で脳にポジティブな回路をつくる
  • 何事にも愛情表現を忘れない
  • 全身の細胞から健康になる
  • 瞑想などで脳を人智を超えた大いなる力につなげる
  • 目標を持ち、脳に眠る才能を開拓する −何をするかは重要ではない。何か大きな目的のために貢献しているという気持ちがプラス思考に良い。他の人のためになろうとすることが幸福感につながる
  • つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える