「原因」と「結果」の法則
近くのコンビニに平積みしてあったという事は結構人気があるのだろうか。
- 作者: ジェームズアレン,James Allen,坂本貢一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 48人 クリック: 764回
- この商品を含むブログ (219件) を見る
法則というのでてっきり科学的な内容なのかと思いきや、啓蒙書といったような分類の本。原題は「AS A MAN THINKETH」。thinkethとは聞きなれない単語だが自前の辞書には無く、Wiktionaryで解説を見つけた。
think + -eth, the archaic third-person singular present tense suffix
三人称単数の古風な表現との事。「考えた通りに」くらいが直訳だろうか。
一言で本書を表現すると「真っ直ぐ」という言葉がぴったりだろうか。大きな塊くらいの気付き事項がある。特に若い人にプレゼントしたくなる本だ。
坂村真民という詩人が書いた詩に「念ずれば花ひらく」というのがあって、これを小学校の時の先生が寄せ書きなどに書いていた事を思い出した。
「思いと人格」−私たちの人生は、ある確かな法則に従って創られています。私たちがどんな策略を用いようと、その法則を変えることはできません。
「思いと環境」−自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めている人たちは、「環境は思いから生まれるものである」ということを熟知しています。
「思いと健康」−きれいな思いは、きれいな習慣を創りだします。自分の心を洗わない聖者は、聖者ではありません。
「思いと目標」−人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。
「思いと成功」−人間は、もし成功を目指すならば、自分の欲望のかなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。
「ビジョン」−気高い夢を見ることです。あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。あなたの理想は、あなたの未来を予言するものにほかなりません。
「穏やかな心」−穏やかな心は、真実の海の中・・・水面から遠く離れた、いかなる嵐の影響も及ばない永遠の静寂のなか・・・に住んでいます。