羽織の遊び

若い男達が吉原遊廓吉原に遊びに行きたいと相談したが、肝心のお金が無いので、金持ちの若旦那にたかって奢って貰おうと画策する。狙いを定めた若旦那にしつこく迫ると仕方なく承知して貰えるのだが、羽織を着てくるのを条件にされる。
羽織を手に入れる事ができ無い男は兄のところに借りに行くと、兄は留守でその女房が応対する。だが、遊びに行くのなら貸せないと断られてしまうのだが、遊びでは無くて祝儀があるとでまかせに言うと何も羽織は必要ないだろうと言われ、今度は不祝儀だと言うと誰が死んだのかを説明できない始末。
問い詰められたあげくに、そのうち自分が死ぬだろうと答える、というオチ。