Windows10 32bit版 2GBメモリ機種の軽量化

パソコン(ASUS H100TA)の動作が最近遅くなって、edgeに入力する文字のエコーバックが遅かったり、画像が多いサイトの表示に時間がかかったりしている。タスクマネージャを見るとメモリが圧迫している感じ。creators updateのせいかも知れないがよくわからない。4年近く使っているパソコンなので、そろそろ買い替え時期だろうか、とか思っていたところ、何かメモリを解放する手はないものか調べてみると参考になりそうなページを見つけた。
Windows10 Home 32bit版 を2GB のメモリで 快適? に使うためには。。。
試してみたのは、

  1. Windows10に最初から入っているアプリを右クリックでアンインストール(ゲームとか、天気予報とか、使っていないもの)
  2. それでは消せないアプリをPowerShell上のGet-AppxPackageコマンドでアンインストール(取り合えずXBox関係を削除)
  3. コントロールパネル−システム−システムの詳細設定、からパフォーマンスを優先する視覚効果に設定
  4. スタート−コンピュータの管理から、サービス一覧を確認(止めていいのかどうかわからなかったので、結局なにも無効化しなかった)

ここまでの設定で、動きが遅い症状はかなり緩和した。新しいパソコンを買うのはもうしばらく先になりそうだ。
あと、empty.exeをダウンロードして動かしてみると確かに開放するようなのだが、時間とともにまた使い始める感じ。取り合えず、定期的に起動させることはしないで、どうしても動きが悪くなったときに使ってみることにする。

電源OFF後もUSB給電が切れなくなった件

パソコン(ASUS H100TA)をシャットダウンしてもUSBポートに接続してあるUSBハブのライトが消えないことに気が付いた。HDMIハブを使って外付けディスプレイを使っているのだが、このハブのライトも同じく消えない。今まではこんなことは無かったのだが。
加えて、この状態で電源を入れようとしてもすぐには立ち上がらない。電源ボタンを押し続けていると10秒くらいでハブのライトが消え、ここからもう一度電源ボタンを押さなければならない。

BIOSの設定関係かも?と考え、BIOSの設定状況を確認しようとするもBIOS画面を出すこと自体がうまくいかない。以前もやろうとして結構苦労したような気がする。そもそもBIOSを触っていないのだから関係ないか?

次にWindows10の電源設定周りを確認することに。とりあえずやってみたのは以下。これで症状は解消した。

  1. 設定→システム→電源とスリープの画面から「電源の追加設定」を選択
  2. 電源ボタンの操作を選択する→現在利用可能ではない設定を変更します を選択
  3. 高速スタートアップを有効にする のボックスが選択できるようになり、これをオフに

設定が勝手に変わってしまったのかどうかは不明。以前の状態がわからないので。症状の原因は何か。Windows 10 Creators Updateが関係しているのだろうか?それにしても更新したのはかなり前のことなのだが。。。

天園ハイキングコース(建長寺〜覚園寺)

久しぶりのハイキングのせいで、建長寺からの登りの階段で足をあげるのが大変。
ほととぎすがしきりと鳴いて、半僧坊から見下ろす谷間に染み入るようだ。
山道を覆う木々の多くは新緑をまとい、それらは太陽の光をすかして明るく輝いている。
風が木の枝や葉っぱを揺らしながら、涼しい空気を運んでくる。

天園ハイキングコース

建長寺横の道を楓の木が覆っていた。
どう表現していいのか判らないくらい気持ちが良い。

ハイキングコースに入るとクヌギ等の新緑が目を癒してくれる。

何人かに追い抜かれるが気にしない。
大またでゆっくり歩くことにする。
昨夜の雨で道がぬかるむ。
こんな道をあるくのは久しぶりのことで、いやな気にはならない。

目に青葉、山ほととぎす、初かつお

彼岸過迄/夏目漱石

普通に冒頭から読み始めたところなかなか気分が乗ってこない。情景をつづっているだけで登場人物の感情の起伏がなくて話の展開が見えないのだ。余程読むのを止めようかと思うのだが、後期三部作の始まりとあっては、これからこれらを読もうというからにはスタートで投げ出してしまうのもなんだか面白く無い。
文庫本裏表紙のあらすじに出てくる箇所をパラパラとめくって、「須永の話」の章からがそれらしい展開のようなので、思い切ってここから読むことにする。半分を読み飛ばすことになるがまあいいか。

この作戦があたってそこからは引き込まれて読み進んだ。従妹を好きなのだがそれを素直に認めることができない気位の高い男と、やはりその男のことが好きなのだがヒラリとかわしてそれを表に見せない女の話。お互いが自分の気持ちを口に出して爆発させるところでやっと二人の関係が見えた。
精神面でひ弱な印象がある男だが、誰だって強い面ばかりがある訳ではないのだ。男はさらに自分の生い立ちを知り戸惑うことになるが、自分の今の性格から一歩抜け出したいと旅に出て、糸口をつかんでいくのが救いである。

心を整える/長谷部誠

スポーツ選手向けのメンタル指導書はいくらかあるが、現役が実践していることを書いているということからイメージしやすい。体力や技術の向上は勿論必要不可欠な分野だが、実際に相当メンタル面に気を使っていることは意外だった。
団体種目のスポーツをやる人には好適だし、そうで無い人にも学ぶことが多い内容だ。

生活のリズム、睡眠、食事、そして練習。日々の生活から、心に有害なことをしないようにしています。ちょっとでも心が乱れたら、自分で整えるようにしているのです。

ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがある。
日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす。だから整理整頓は人生の半分といえるくらい大切なんだ、という意味だ。

「直にして礼なければ即ち絞(こう)す」
正義感が強すぎて、真面目すぎると、かえって周囲を締め付けてしまう、という意味だ。

書くことが思いつかない人のための文章教室/近藤勝重

いい文章とは「独自の内容」と「伝わる表現」。
そのどちらも私としては自信が無い訳だが、本書はいくらかのヒントを与えてくれた。「体験を引き出す」「観察して描写する」「五感を活かす」ことに頭と時間を使うトレーニングを積むのが良さそうだ。

描写するというのは、最終的には自分とその物との関係性を確認する作業だということ・・・。・・・文章というのは結局のところ人と人、人と物、人と自然といったそれぞれの関係をどう描くか、それが最大のポイントなんですね。